星野流クールビズで個性を出すんだ。楽天星野仙一監督(64)が8日、遠征移動中に義務付けられているスーツ着用を、来季は取りやめるプランを明かした。先月11日以来の連勝から一夜明け、チームは北海道へ移動。航空機を待つ監督は「暑いな」と汗をぬぐうと「球団に言ってある。(スーツじゃない方が)楽だろう」と続けた。キャンプイン前の必勝祈願など行事のときはジャケット着用とするが、そのほかは「好きにしたらええ。ネクタイを着けるかどうかもな。個性が出ていいじゃないか」と説いた。「闘将」と呼ばれるだけあって、「野球選手は個性が大事」が持論。節電が叫ばれる中、格好は涼しく、心は熱く、球界屈指の個性派集団を目指す。