阪神福原忍投手(37)がレンジャーズ藤川球児投手(34)とエール交換したことを22日、明かした。「この前、球児が帰ってきた時に一緒にご飯を食べました。その時はまだ(所属先が)決まっていなかったけど、お互い頑張ろうという感じですね」。藤川のレ軍入りが決まる前の今オフ、日本で食事会を開催。久々の対面は阪神やメジャーの話題で盛り上がり、お互いの来季奮闘を約束し合う場となった。

 野村監督の就任間もない98年ドラフト1位が高知商の藤川で3位が東洋大の福原。以来同期として親交が深く、藤川のメジャー挑戦後も交流が続いている。虎投最年長の福原も来季は38歳のシーズン。「よかったですね」と祝福したレ軍入りに、“オレもまだまだ頑張らなきゃ”と沸き上がる闘志を確認したようだ。この日は甲子園を訪れトレーニング。年明けも甲子園を中心に体を動かし、キャンプに備える。海の向こうで腕を振る盟友を思い、17年目も投げまくる。