西岡V8戦は全世界中継に-。WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(35=帝拳)が、来年4~5月に予定される8度目の防衛戦で現WBC・WBO世界バンタム級王者ノニト・ドネア(28=フィリピン)を挑戦者に迎えた場合、世界20カ国が生中継、録画中継を含めると120カ国以上で放送される可能性が高くなった。西岡と世界的強豪とのスーパーファイトに世界のボクシングファンが注目する。
西岡-マルケス戦の生中継を担当したWOWOWの大村和幸エグゼクティブプロデューサー(EP)は「正式にドネア戦が決まれば、全世界で中継されるスーパーファイトになることは間違いない」と明かした。ドネアは世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)2世との呼び声が高い人気選手。そのパッキャオの世界戦は40カ国が生中継、録画中継を含めて130カ国で放送されている実績があり、大村EPは「それに続く数字になる」との見通しを明かした。
大村EPは20年の歴史を誇るWOWOWのエキサイトマッチを担当し、ビッグマッチの中継事情にも精通。96年のタイソン-ホリフィールド戦は100カ国以上が中継、最近では07年のデラホーヤ-メイウェザー戦が170カ国で中継された。同EPは「ドネアは米大手プロモート会社トップランクがパッキャオに続き、プッシュする選手。西岡-ドネア戦は全世界で注目される」と分析した。西岡は5日、都内のWOWOW本社を訪問。社員100人に出迎えられ、V7防衛成功を報告した。「みなさんの期待に応えられて良かった」と笑顔をみせていた。【藤中栄二】

