SHOW-YA主催の女性歌手限定ロックフェス「NAONのYAON」が29日、東京・日比谷野外大音楽堂で行われた。

 87年に始まり、今回で12回目。荻野目洋子(48)はるな愛(44)小比類巻かほる(50)のほか、アイドルグループ夢見るアドレセンス、12歳のギタリストLi-sa-Xが初参加した。

 SHOW-YAは、さまざまなアーティストのステージに積極的に参加した。夢見るアドレセンスのステージでは、アイドルを意識したのか、白いレース素材の衣装で登場。寺田恵子(53)は「SHOW-YAがアイドルします!」と宣言して歌い踊り、「はあ、しんどい」と本音を漏らしていた。

 はるなは、お決まりの「エアあやや」を2500人の観客の前で披露した。「この会場を松浦亜弥ちゃんのコンサート会場にしてください」と呼びかけ、「あややー!」との声援に「あー気持ちいい、最高!」とあやや気分を満喫していた。

 荻野目はエレキギターを手に登場。「皆さんご存じないかもしれませんが、私、ロックも好きなんです」と話すと、レッド・ツェッペリンの「ロックンロール」カバーを披露した。自身の代表曲「ダンシングヒーロー」では、寺田とはるなも参加して盛り上げた。

 初開催から30周年を迎えた「NAONのYAON」。寺田は「若いアーティストには、ベテランの強さ、しなやかさを学んでもらって、私たちは若いエネルギーを頂いて帰りたい」とさわやかな笑顔を見せた。

 イベントには相川七瀬(42)久宝留理子(48)SILENT SIRENなども参加した。