<渓流FISHING>

 清流にアマゴが跳ねる季節が到来。春の訪れを告げる渓流釣りが西日本の主要河川で3月1日から順次、解禁される。昨年の台風12号による大水で川が大きく傷んだ紀伊半島や雪が多い日本海側で部分的に入川できない場所もあるが、それ以外はおおむね水況が良く魚影、成育ともに良好。日本海側は雪解け後の好釣果に期待したい。以下に各地から届いたアマゴやヤマメなどの便りを紹介しよう。【日刊FPC・上西逸朗】

 【岐阜県】2月1日に解禁された長良川水系は成魚放流が中心で良い日に1人で20匹ほど釣れている。天然の幅広アマゴは雪解け後の5月中旬以降に期待。他の河川も稚魚の成育が順調で馬瀬川、益田川、庄川ともにGW後の盛期が楽しみ。

 【福井県】2月1日解禁の各河川ともに雪が多く入川できない所が多かった。水量豊富で魚影が濃く成育も順調なのGWごろから面白くなりそうだ。九頭竜川のサクラマスは例年並みのそ上がみられ、早期からルアーで60センチ超が順調に釣れている。

 【三重県】宮川上流は成育が順調で魚体の美しい天然物が狙える。大内山川は車瀬橋、紀勢大橋、駒ケ瀬橋上下流が狙い目。上流部は災害復旧工事で入川できない模様。長瀬太郎生川は成魚放流なので釣りやすくビギナーでも楽しめる。

 【滋賀県】安曇川朽木は雪のために解禁が少し遅くなった。同川の中流部は河川が荒れた所があり入川に情報確認が必要。上流は成育がまずまず。愛知川上流はアマゴ、イワナの稚魚放流がされ成育が楽しみ。雪解け後の4月以降が狙い目。

 【京都府】美山川本流は稚魚放流のきれいなアマゴが釣れる。雪解け後のGWから本番。支流・棚野川は成魚の濃密放流が行われ、足場も良く初心者でも楽しめる。上桂川は解禁時には上流部に雪が残りそう。広河原、花脊地区が面白い。

 【兵庫県】揖保川上流部は解禁時に雪が残りそうだが魚影は濃く成育も順調だ。放流量が多い支流の引原川、三方川を中心に狙ってほしい。本流の幅広アマゴは5月中旬以降に釣れそう。中国道から下流ではサツキマスに期待がかかる。

 【和歌山県】昨年の台風12号で大きなダメージを受けた河川が目立つ。日高川は土砂の流入が少なかった各支流が狙い目。本流及び小股川と丹生ノ川の一部はかなり荒れており心配だ。日置川は安川が少し心配だが前ノ川、将軍川はまずまずの釣果が見込めそう。古座川も河川が荒れているが支流の佐本川は良さそう。熊野川水系の各支流はまずまず。四村川は魚影が濃く成育も良さそうだ。

 【奈良県】十津川水系のダメージが大きい。神納川、西川、上湯川は土砂の流入で渕がなくなり、川が荒れている。旭川、滝川、芦廼瀬川はまずまずの解禁を迎えられそう。天川(天ノ川)は天然物が支流にかなり残っているので、終盤まで期待大。吉野川川上、上北山、下北山は少し荒れた所もあるが、全体には十分に魚影が確認できて成育も順調。解禁当初は源流に雪が残る。

 【四国地方】徳島県では那賀川上流木頭地区が魚影濃く本命。海部川は上流の支流が良さそうだ。2月1日に解禁の愛媛県の面河川はサイズが少し小さいが釣果はまずまず出ている。

 【中国地方】例年以上に雪が多い。鳥取県の日野川はヤマメの稚魚放流が主体。魚影、成育ともに良さそう。千代川も成育が良く今年も終盤まで釣れそうだ。