<渓流

 FISHING>

 渓流のアマゴ釣りは、エサもヒラタに変わり最高の時期を迎える。4月28日、解禁から高水が続いていた滋賀・安曇川本流の朽木地区へ水位が落ち着いたことで釣行した。貫井堰堤(えんてい)下流や栃生周辺を攻め、午後3時半までに15~24センチを30匹の釣果だった。人に合うことが少なく、まだ手付かずのポイントも多いことから、この先も十分楽しめそう。

 【日刊FPC・根来正巳】

 ヒラタを採るのに手間取り、貫井堰堤下流でサオを出せたのは午前9時45分。少し焦ったが3投目にスイッと小気味良い川虫特有のアタリが出て20センチをタモに飛ばした。

 水位はまだやや高めで、瀬のシンで狙えるところは底石が大きくて底波がゆっくり流れる所に限られる。ガン玉4~5号で探りながら仕掛けを打ち返すと早瀬の中で投入点がバッチリ決まり、スーッと引き込む。18センチ級の美形だ。目印が素早く立ち、ゆっくりした底流れに仕掛けが入ったらしめたものだ。1カ所で1、2匹食ってくる。

 ガンガン瀬の落ちた渕、早瀬の中の深みなどの1級ポイントでは20センチ級が続いた。先行者の足跡があってもアタリが出るのが本流の特徴だ。この日の足跡はテンカラ釣りのようだ。対岸に山崩れのある場所まで釣り下がって正午までに20匹。数の割にビクはズッシリと重くなった。

 午後は車で栃生橋上流や腰越、栃生発電所下流、岩瀬の古川堰堤下流などを釣り歩いた。だが途中で風が強くなり、仕掛けが「食い波」からずれてしまうためアタリが極端に減って、掛けバラシも多くなった。下流に下るほど魚影は薄いが20センチ超と型は良くなり、1匹を仕留めたときの満足度はアップするが、同3時半までで10匹追加するのがやっとだった。

 車に戻る途中、河原で太いコゴミ(クサソテツ)の群落を見つけ、山菜採りを楽しみ引き揚げた。

 【今後の見通し】栃生発電所から下流は水位が高く手付かずのポイントがたくさん残っている。水位が下がればヒラタのエサで良型が期待でき、5月末までは十分楽しめる。各支流ではテンカラに最適な水況になってくる。

 【問い合わせ】朽木漁協(電話)0740・38・2541、安曇川荘(電話)同・38・2559。年券8500円、日券2200円、監視員扱いは3200円。

 【交通】京都市内から国道367号で花折トンネルを抜けて安曇川へ。大阪からは名神高速道路の京都東ICで出て湖西道路を利用、真野ICを経て花折トンネルを抜けると便利。