滋賀・安曇川(朽木漁協管内)でアユの友釣りが6月21日に解禁となり勇んで釣行した。本流は前夜からの雨で大増水の濁流となり、支流の北川との出合い周辺でサオを出した。人が集中し釣れるスペースも極めて狭く厳しい状況だったがトロ瀬で粘り続け、上下の誘いで群れアユを攻略。午後4時までに14~20センチを64匹掛ける大満足の釣行となった。【京都渓マタギ・根来正巳】
雨が降り続く中、午前5時過ぎに本流と北川の出合いから川に降りた。水は15センチ高で薄濁りが入り水温は16度。すでに先客が数人サオを伸ばしており良さそうな早瀬には空きがない。瀬落ち下の砂利底にメロンほどの大きさの石が点在するB級のトロ瀬に入った。
上の早瀬に入った人はオトリを入れるやギュイーンとサオを曲げ、真っ黄色の良型を引き抜く。その下の瀬落ちの深みでも掛かっているが、私の所はアユの跳ねが見られるだけでアタリがない。1時間を過ぎても白っぽい16センチの群れアユが口掛かりで来ただけ。
同8時頃、周囲がひと通り縄張りアユを釣り切り追いが一段落すると私のポイントで掛かり始めた。元気な背掛かりをオトリにサオ下を狙って目印を立て、上下の誘いをかけると18~20センチの真っ黄色のアユがガガッギュイーンと次々に目印を飛ばす。前方に少し深みがあり群れアユが溜まりやすいのか1時間に1回ほどのペースで7匹ほど入れ掛かりが続き午前中に30匹。
普段なら上出来と考えてポイントを移動するのだが人の多さと川幅の狭さから判断し同所で粘る。水温が上がらず活性が低いのでアタリがない時間帯も結構あるが群れの回遊を待って狙い撃つ。小刻みに目印が振れだすとチャンス到来。穂先にテンションをかけて10センチほど上げ、ストーンと落とすとオトリがふらつき一発で追ってきた。オトリを交換し群れへ送るとバタバタッと掛かる。だがバラすと群れが散り、しばらく当たらなくなるので気が抜けない。
増水でアシが頻繁に流れて来て掛かったアユもろとも持っていかれるアクシデントもあったが、午後4時までに14~20センチを64匹追わせた。
【今後の見通し】6月末の増水で群れアユも散らばり、腐りアカも一新されて状況が好転しそう。これからは水温の上昇とともに川全体で朽木本来の数釣りが楽しめそうだ。
【問い合わせ】朽木漁協(電話)0740・38・2541(午後5時以降はテレホンサービス)、安曇川荘(電話)同・38・2559。日券のみ2700円(現場売りは1000円増し)。
【交通】京都市内から国道367号を走り花折トンネルを抜けて安曇川へ。大阪からは名神高速道路の京都東ICを出て湖西道路を利用。真野ICから国道477、同367号を経て花折トンネルを抜けると便利。

