<川FISHING>

 兵庫・赤穂市を流れる千種川でヘラブナが好調に釣れているという情報が入り、8月31日に出掛けた。前日の雨で少し増水し、わずかに濁りも入る好条件のなか、午前8時頃から底釣りで挑戦。上ずる魚とジャミに悩まされながらも4時間ほどのサオ出しで30・1~33・7センチを18匹釣りあげた。豊かな自然に囲まれながらウキに出るアタリを楽しみ、川ベラの強い引き味を十分に楽しんだ。【日刊FPC・藤井秀和】

 晴天に恵まれ午前7時半頃に千種川と支流の長谷川との出合に入った。水況は増水気味で若干の濁りが入っている。所々に藻が生えており、その周辺でモジリがみられる。さっそく21尺のサオで底を計ると約1メートル。エサを打つ上手がやや深くなり藻が生えている。

 同8時頃から気温24度の無風状態のなか、薄茶褐色の水面にエサ打ちを開始。ウキが少し上へ流されるが止めるほどではなく、すぐに触りが出始めてツッとしたアタリでニゴイやハスが掛かる。しばらくすると北東の風が吹き出し流れも速くなったのでズラシ幅を少し多めに取って対応。

 気温が上がった同9時半過ぎ、ズズとしたアタリをとるが痛恨のバラシ。数打後、ウキがなじんだ後の返し際にコツンと入るアタリが出た。合わすとグンとした手応えとともに強い引きをみせて上がってきたのは色白の32センチ級の本命だ。

 しばらくジャミアタリが続いた後、同10時過ぎに南東の向い風に変わると活性が上がり、が然ウキが動き出す。ウキの上がり際にチクやツンとしたアタリが続き30~33センチが次々に掛かり10匹ほどゲット。川育ちのヘラの引きは強烈で腕がだるくなるほどだ。

 目まぐるしく風向きが変わり、同11時頃には落ち込みでもアタリが出だすがバラシの連続。再びズラシ幅を少しとり、エサも手水を加えてさらに練り込んで対応。同アタリを取らずにしっかりと底にエサを付けて返し際に的を絞るとコツンとしたアタリ。合わすとズッシリとした手応えとともサオを絞り込んだのは33・7センチの良型だ。その後も32センチ前後を数匹追加し満足したところで正午前に納竿した。

 【今後の見通し】水温が下がり、水が澄んでくると雨後に濁りが入った時が狙い。魚は藻に付いているので同際を攻めると良いだろう。これからは荒食いをみせ始める季節に入り、ますます面白くなりそうだ。

 【問い合わせ】千種川漁業協同組合(電話)0791・52・0126。釣り料金は1日2000円。最寄の釣具店で販売。

 【交通】車が便利。山陽自動車道の竜野西ICを出てすぐの信号を左折。国道2号に出たら右折し岡山方面へ。千種川に架かる有年橋を渡り、東有年の交差点を左折。約1キロで長谷川との合流点に出る。