<今が釣りどき>

 千葉・外房沖のヒラメ釣りが当たり年の様相を呈している。1日に解禁した太東(たいとう)や大原地区では、トップが8匹の大釣りを連発したり、4キロ超の<大判級>の舞い踊りも見られる好釣ぶり!

 一部ではイワシ群の回遊も確認されており、釣況が上向く期待も高まっている。今が狙い目だ。

 解禁初日は、太東も大原も絶好調の展開をみせた。太東港の「重宝(じゅうほう)丸」では、サイズは500グラムから1・7キロながらトップが8匹、スソでも2匹をゲット。また、隣の大原港「力漁(りきりょう)丸」では2隻が出漁して、ゼロこそいたものの、2・1キロを頭にトップは8匹を取り込み、2隻合計で78匹の大漁を収めている。

 「力漁丸」では、翌2日も8匹が出て、2隻合計が52匹。以降も3日はトップが7匹をマークし、5日6匹、7日5匹、8日も6匹という好釣ぶり。サイズでも3日と7日に4キロの大判級がヒットしている。「重宝丸」でも4日に6匹の好釣果をみており、スタートからこれほど数が釣れるのは過去でも珍しく<当たり年>ともいわれる理由だ。

 「力漁丸」の中井聡船長(47)によると、沿岸海域ではイワシ群など回遊している小魚の反応が濃いという。「小魚はヒラメのエサにもなるし、反応が多いのはそれだけヒラメ釣りにもいい環境にあるということで、イワシの新群れが入れば、さらにヒラメを刺激して釣況が上向く期待大だ」と話す。

 釣り場は、太東沖では水深15~20メートルで、大原沖でも水深20~40メートルの浅場が中心で、「例年狙うポイントのうち、まだ半分も攻めていないし、潮の流れによっては(水深)60~70メートルラインも可能になり大判級のヒット率も高まる好機」と中井船長は付け加えた。

 外房では、ひとあし先に開幕している銚子外川や飯岡地区も好釣だ。銚子外川港の「いたこ丸」では、10月に入って、4日はゼロなしでトップが3匹、翌5日も3匹の展開だ。また、飯岡港「梅花(ばいか)丸」は、ハナダイとのリレー釣りなどで狙い、4日3匹に5日は4匹で、両日とも3キロ超の良型も釣れている。こちらは、水深30~50メートルラインがメーンポイントだ。

 付けエサに生きたイワシを使っているので、ヒラメ以外の魚、いわゆる外道類の顔触れが豪華なのもうれしい。それらはカンパチやマハタ、時にはワラサなどが掛かることもある。

 今後は、11月に茨城の一部地区で、12月は同沖全域でヒラメ釣りが解禁する。そうなれば、房総から茨城沖でヒラメ一色となり<冬の華>ともいわれる釣りが本番を迎える。それも間近だ。<メモ>

 ▽銚子外川港「いたこ丸」

 ヒラメの乗合は午前5時出船で、エサ&氷付き1万1500円。第4木曜日定休。(電話)0479・23・2093。

 ▽飯岡港「梅花丸」

 乗合は午前便同5時出船(11月から同5時30分に変更)で、エサ&氷付き1万1500円。(電話)0479・57・2145。HP<http://www3.ocn.ne.jp/~baika/>

 ▽太東港「重宝丸」

 乗合は午前4時30分集合、同5時出船で、エサ&氷付き1万1500円。第1&第3月曜日定休。(電話)0470・87・2372。HP<http://www8.ocn.ne.jp/~e10ho0/indwx.html>

 ▽大原港「力漁丸」

 乗合は午前4時までに集合、エサ&氷と昼食付き1万1500円。第1&第3月曜日定休。(電話)0470・62・0575。HP<http://www1.ocn.ne.jp/~rikiryou/>