<いりあの釣行記>

 鬼門のヒラメを釣っちゃったあ~!

 女性アングラーでタレントの永浜いりあ(28)が、外房・大原沖(千葉)でヒラメ釣りにアタックした。過去の釣戦では1勝1敗で、ど~にも相性がよくない。今回も同行したマネジャー氏(48)に3キロ近い良型をキャッチされ、内心焦りながらも何とか500グラムクラスのソゲ級(小型)をゲット。1匹だけだったものの、<大きく合わせない>コツは体得できたようだ。

 ヒラメ釣りは、生きイワシをハリに掛けて、底近くを泳がせて誘う…大好きな釣り方なんだけど、ど~もいい印象がなくて、釣果に恵まれてないんです。

 思い起こせば、最初は06年1月、同じ外房・太東沖で何も釣れず撃沈。2年後の昨年1月に、今回もお世話になった「力漁(りきりょう)丸」からアタックして、大原沖で1・5キロを釣って、やっと対面を果たせんです。かと思えば、今年は5月に太東沖でイサキに釣戦したとき、イワシが掛かり、これが知らない間に<泳がせ釣り>になっていて、外道で1・8キロのヒラメちゃんを釣っちゃってました。だから、まだ奥義というか、これぞヒラメ釣り!

 っていうコツが分からずモヤモヤしてます。

 そんな気分で午前4時30分過ぎ、まだ真っ暗な中、釣り場へ向かいます。この海域は、岸から20キロほど沖までは遠浅で、深くても水深は30メートル前後。所々に根があって、これに小魚が住み着いているそう。その小魚を補食するヒラメをイワシの泳がせ釣りで狙う。このイメージが大事、大事…。

 釣り場は、港から25分ぐらいで水深は24メートル前後。優しい目とヒゲが特徴の中井聡船長(48)が「底にオモリが着いたらリールをひと巻きして。ベタ底だと根掛かりしちゃうからね」とアドバイスしてくれました。コツンッ…、で、リールをひと巻き。サオは手に持ち待つとプルンッブル…きたアタリだ。<ヒラメ40>の言葉があるように、20…30…と数えて50まで待ってからサオをあおった。と、ありゃ、外れちゃったあ~。

 「大きく合わせ過ぎちゃったね」と中井船長。右舷ミヨシ(船首)で水平線を見ると、ちょうど朝日が昇るころ。そのとき、右舷トモ(船尾)のおじさんが2匹目を釣ってたんです。大きくは合わせず、サオ先を聞き上げるようにしてハリ掛かりさせてました。

 そんな中、午前8時前、左舷胴ノ間(中央)にいたマネジャーさんが「やったあ~、生まれて初めてヒラメ釣ったゾ~」って小躍り!

 何でもロッドキーパーにサオをセットして、しばらくサオ先を見ていたら急に引き込まれたんですって。「根掛かりかと思ったらコレだった」と指すのは2・8キロの立派なヒラメ。うらやましい~。

 そこで、余計な動きはしないように、こちらも置きザオに。イワシは底スレスレの状態をキープしていたらギューンッ!

 慌てずに小さく合わせたらギュンギュンッ!

 上げると550グラムのソゲ級サイズ。でも、ヒラメはヒラメですから、うれしぃ-。

 その後、マネジャーさんは1キロ弱を追釣して満足げな表情。船内ではマハタやメバルに4キロ近いワラサも釣れたり、にぎやか。ヒラメはトップが3匹。潮温は18度台で、16度ぐらいになれば魚の活性はもっと高まる、と中井船長は話してます。今度は大判級(大型)を釣りたいで~す。【構成・寺沢卓】<中井船長のアドバイス>

 ▽ベタ底はダメ

 ヒラメは底にいる魚なんだけど、オモリを着底させたままでは釣れない。オモリを底からちょっと浮かさないと、ヒラメがエサのイワシに気付かない。船の揺れでエサのイワシも上下に動くようです。でも、オモリが底に着いた状態ではイワシは動かないから、やはりベタ底はダメ。

 ▽慌てない

 ヒラメはイワシの腹から食ってくることが多い。だから、アタリがあってからしばらく待ってからじゃないとハリ掛かりしません。だからといって、合わせないと釣れない。ゴツゴツ…の後にサオ先が一瞬止まるので、そこで小さく合わせる。サオを大きくシャクってしまうと驚いて口からイワシを吐き出してしまうこともあるので注意しましょう。

 ▽船

 日刊スポーツ新聞社指定「力漁丸」(電話)0470・62・0575。ヒラメ乗合は、午前4時集合、同4時30分出船、同11時30分納竿。今後、出船時間の変更もあるため電話で要確認。料金はエサ、氷、帰港後の弁当込みで1万1500円。場所はホームページ<http://www1.ocn.ne.jp/~rikiryou/>で要確認。