元ヤンキースの松井秀喜氏(39)が12月31日、東京から実家のある石川・能美市に帰郷した。昨年は夫人の第1子の出産を控えていたため、自宅のある米国にとどまった。

 国民栄誉賞を受賞し、2年ぶりとなった凱旋(がいせん)に、小松空港では約100人に歓迎された。「(大勢の人は)偶然じゃないですか?

 僕を見に来たわけじゃないでしょう」と苦笑いしたが「(帰省は)久しぶり。家族と時間を過ごすことが楽しみ」と優しい笑みを浮かべた。

 2月には巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務める。「臨時で、ちょっと顔を出す予定です」と14年は、指導者への道を歩み始める1年になる。