100メートル、200メートル、400メートルの3種目で日本記録を持つ短距離界の女王、辻沙絵(21=日体大)は、13秒30で7位だった。

 得意のスタートで飛び出したが、中盤から世界トップ選手に突き放された。予選は13秒10の5着に終わったが、タイム順で8番目となり、最後の1枠に滑り込んだ。

 「予選を終えて決勝には行けないと思っていたので、通過したと聞いて決勝は思い切り楽しもうと思った。自己ベスト(12秒86)を出したいと思ったけど、まだまだレースは続くの切り替えたい。決勝はなかなか経験できないところ。得意の400メートルのメダルへ近づきたい」と話した。