SC軽井沢クラブの日本はデンマークを6-4で下し4勝4敗、準決勝進出へ望みをつないだ。

 午前中に行われたカナダ戦で4-8で敗れており、デンマーク戦を落とせば準決勝進出を逃す崖っぷちの一戦だった。

 スキップの両角友佑は「朝、カナダ戦ではあんまり調子が良くないと言っていた。本当に良くなかったけど、この試合(デンマーク戦)でアイスの幅を修正して良くなった。後攻を取りたいと思っていたけど、後攻でなくても相手に1点取らせて自分たちの攻撃に戻すことができている。勝ちパターンというか(相手に)後攻を取られても落ち着いてできている」と話した。

 1次リーグは10チームが総当たりのリーグ戦を争い、上位4チームが22日からの準決勝へ進む。日本は次戦21日に韓国との1次リーグ最終戦。すでにスウェーデンが準決勝進出を決めており残る切符は3枚。「表彰台に上がるといってここに来ている。チャンスをつかみたい。攻撃的な自分たちのカーリングを出せば勝つチャンスはある。集中していきたい」と気合を入れ直した。