金メダルを獲得した小平奈緒の快挙の裏には、ある恩師からの助言があった。

 スピードスケート王国オランダへの留学を機に進化を遂げた日本のエースは、当時指導を受けた1998年長野五輪女子2冠のマリアンヌ・ティメルさんからレース当日の朝に「フルスピードで押していけ」とのメッセージを受け取っていたと、オランダの報道陣に明かした。

 オランダ人記者によると、小平はテレビでも頻繁に取り上げられ「オランダ語も少し話せるし、穏やかで親しみやすい性格から非常に人気がある。みんなに愛されている」という。

 同国の五輪覇者から「技術が素晴らしい。世界一のスケーターだ」と称賛されていることも紹介した。