スピードスケート女子500メートルで優勝した小平奈緒(31=相沢病院)が20日、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スタジアム近くにある広場で行われた式典で金メダルを授与された。「重いなと感じた。金メダルってこういう色だったんだ」と感慨深げに述べた。

 日本選手団主将の小平は表彰台に跳び乗った。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長からメダルを首にかけられると、柔らかな笑みをたたえた。18日のレースから2日たって、ようやく手元に届いた栄光の証しに「うまく表現できないけど、これまでのW杯や世界選手権とは違う気持ちになった」と達成感を漂わせた。