J2京都MF駒井善成(23)が水戸戦後、自らの去就について胸中を語った。

 ホーム最終戦のセレモニーでサポーターへあいさつし、浦和からオファーを受けていることを明かしつつ「これから上(クラブ幹部)と話して、じっくり考えてから自分の信じる道を突き進みたい」と話した。ゴール裏には「京都の未来には善成が必要」など残留を願う横断幕が多く掲げられた。

 試合で同点弾を決めた駒井は「(横断幕を見て)感じるものはあった。自分の人生なのでしっかり考えて決めたい。人生を大きく左右する決断なので」。京都とはまだ契約が残っているため、移籍には違約金が発生することになる。今後、強化部と話し合い、今月中にもオファーを受けるかどうか決断する見込みだ。