広島が終了間際に引き分けに持ち込み、勝ち点1をつかんだ。

 1-2の後半ロスタイムにFW浅野拓磨(21)が右サイドから放ったシュートが相手に当たり、オウンゴール。土壇場で同点に追い付いた。

 後半22分にも0-1からFWピーター・ウタカ(32)がPKを決めて同点に。2度のビハインドで昨季王者の粘りを見せた。

 しかし、公式戦ここ5試合で2分け3敗と波に乗り切れず。ACL、リーグ戦ともに初勝利が遠い。

 森保一監督(47)は「最後(シュートを)決めきるというところが課題。新しいチームを強くすることを常にトライしていく。(勝ち点)0と1は全く違うので、ポジティブに受け取っていきたい」と、切り替えた。