大宮は24日、ホームスタジアムのNACKで高密度Wi-Fiサービス「ARDIJA FREE Wi-Fi」を7月2日のホーム名古屋戦より開始すると発表した。

 スタジアム全域でのWi-Fiサービスは、川崎Fの等々力などでも実施されているが、より高いレベルでの通信環境を提供できることになった。観客席300~350人相当に1個のアクセスポイントを設置し、総数はコンコースやゲートも含めて75箇所設置される予定。

 スタジアムに多くの観客が集うと、通信環境が悪くなり、インターネットへ接続しにくいこともしばしば。だが、同サービスは観戦しながら、選手情報を見たり、SNSで情報閲覧するなど、スムーズなアクセスが可能になる。

 また、同サービスはNTTグループの提案する「スマートスタジアム」サービスの国内初事例。今回はスカパー!の「Jリーグオンデマンド」のスタジアム内無料配信やテレビ埼玉の「Ole!アルディージャ」特別編番組配信、地域と連携したクーポン配信や場内フードデリバリーサービスなどを利用できる。