柏の守護神・菅野孝憲(29)が8日の練習後、メディアに対し「負け試合でも、もっともっと(厳しく)書いてもらって構わない」と訴えた。

 柏はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で広州恒大(中国)と対戦。2戦合計1-8で大敗した。菅野は負けた際の新聞報道について「(紙面が)ちっちゃいなぁ」と寂しさを覚えたという。

 「負けた時も書いてもらえるのは、それだけのチームになった証拠。もっともっと注目されなければいけない」とさらなる向上を宣言。さらに年々、上がっていくサポーターからの要求もチームを強くする要素だと説明した。

 柏は現在、公式戦7戦連続白星なし。12日にはナビスコ杯準決勝第2戦・横浜戦を迎える。菅野は「結果を出さないと何もついてこない。(優勝を)つかむか、つかまないかで天と地ほどの差がでる」と言い切った。