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ワシントンが芸術的ゴール/クラブW杯

サポーターの声援に応える浦和FW永井(左)とFWワシントン
サポーターの声援に応える浦和FW永井(左)とFWワシントン

<クラブW杯:浦和3-1セパハン(イラン)>◇10日◇豊田◇準々決勝

 元ブラジル代表の超絶テクが、浦和の勝利を決定づけた。後半9分、FWワシントンはMF阿部のスルーパスを受けた。右足でボールを浮かしセパハンDFを縦に抜くと、GKも巧みにかわした。ほとんど角度のないところから右足シュート。「あそこしか可能性はなかった」という相手DFとポストの50センチもないほどのすき間を通ったボールは、浦和サポーターの大歓声を浴びて逆サイドネットに転がった。

 今季限りで退団して、母国のフルミネンセに移籍する。アジア王者には輝いたものの確実視されたJリーグ連覇は逃し、残された最後の大会。「大切なゲームでゴールできなかった。でも今日はセンターFWとして、ようやく勝利に貢献できた」。11月11日の川崎F戦以来1カ月、6戦ぶりのゴールに笑顔を見せた。

 楽しみにしていたミランとの対戦が実現した。「相手の方がプレッシャーはある」と話す。相手のエースMFカカは、ブラジル代表でともに戦った仲。カカが代表デビューした02年1月のボリビア戦でも一緒にプレーしている。それだけに恐さも分かる。「彼をフリーにしてはだめ」と、決戦に向けて警戒した。

 オジェック監督との度重なる確執もあった。鼻骨骨折もあった。それでも「浦和を愛している」と言い切る。ゴール後、ユニホームの胸に輝くクラブのエンブレムを誇らしげにつかんだワシントン。「ミランの方がプレッシャーがあるはず。楽しむよ」。エースは浦和を勝利に導くつもりだ。【荻島弘一】

[2007年12月11日9時32分 紙面から]

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