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ミランの雪辱を信じる日本人

ACミランの遠藤トレーナー(撮影・鹿野芳博)
ACミランの遠藤トレーナー(撮影・鹿野芳博)

 世界一の瞬間を心待ちにする日本人がいる。ACミランの遠藤友則トレーナー(46)だ。「世界一? それは僕じゃなく選手でしょ」と苦笑いするが、ミランを8年間支え続けたプライドがある。J1清水で初代トレーナーを務め、在籍したマッサーロ氏をつてに、イタリアへと渡った。03年トヨタ杯でボカに屈した夜、05年に欧州CL決勝でリバプールに3点リードを守れず敗れた日。すべてを傍らで見守ってきた。

 「リバプールに敗れた時もそうだったけど、しっかり(今年5月の欧州CLで)雪辱したでしょ。今回もリベンジっていうムードがチームにある。ホテルでもみんなピリピリしてるからね」とミランの本気度を明かしてくれた。

 故郷・清水で将来を嘱望された選手だったが、清水東高3年時の国体予選でひざの前十字靱帯(じんたい)を断裂。この経験からトレーナーの道を志した。幼なじみの甲府前監督の大木武氏が言う。「好奇心旺盛。新しいものにどんどんチャレンジしてしまう。それでいて出しゃばらない。だから世界のミランでやれているんだ」。

 01年就任のアンチェロッティ監督以上の在籍キャリアを誇る。「イタリアは結果がすべて。アンチェロッティもそうでしょ。結果を出しているから長いの」。スポットライトを浴びる選手の傍らで陰に徹し、勝利の瞬間を確信している。

[2007年12月16日10時38分 紙面から]

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