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まこと&美樹

[シャ乱Qまこと&富永美樹TOPへ]

<その3>ホノルル・センチュリーライド完走するぞ〜!

まこと&美樹

2006年9月、ホノルル・センチュリーライドを走る美樹さん


 富永美樹さんは3年前に雑誌の企画でホノルル・センチュリーライドにMTBで参加した。夫のシャ乱Qまことさんはツアーの最中だったので、美樹さんが1人でホノルルへと旅立った。

 「まだ自転車に乗り出してすぐのとき。160キロが走れるかどうか不安だった」と美樹さんは言う。当時の最長距離は30キロ程度。そのため、多摩川サイクリングロードの上流から下流までをトレーニングで走っていたのだが、運悪くヒザを痛めてしまった。その故障が完全に直る直前に参加したため、「無理はしないでおこう」と75マイル(120キロ)で折り返さざるを得なかった。

 最後のエイドステーションでは「え? 行かないの? この先が綺麗なのに!」と周りの人に散々言われたが、今まで走ってきた道を帰ることができるかどうかも不安だったので、「今年は無理。次こそは!」と泣く泣く諦めた。

 参加して驚いたのはカップルや家族で走っている人の多さ。女性同士のグループも、日本のレースでは見られないようなおしゃれでスタイリッシュな人が多く、男性が女性を優しくリードして走っている姿を見て「次は1人じゃ来ないぞ」と誓った。その願いが叶い、今年はまことさんと2人で参加できることになったのだ。

 ホノルル・センチュリーライドはレースではなくファンライド。タイムを競うのではなく、ハワイならではの景色を目いっぱい楽しみながら走るイベントだ。真っ白なビーチ、真っ青な海、その海に浮かぶ小島、ジャングルや高級住宅街やダイヤモンドヘッド…美樹さんに75マイルの折り返しまでの絶景ポイントを紹介してもらおう。

まこと&美樹


まこと&美樹

ホノルル・センチュリーライドのスタート



まこと&美樹

ダイヤモンドヘッド・ロード



 スタートするとすぐにダイヤモンドヘッドの海側の道、ダイヤモンドヘッド・ロードを走る。少し上るが、右手の崖の下にハワイの海が広がる。スタートしたときはまだ薄暗いのだが、この坂を上っているときに、真正面から太陽が上り始める。思わず「頑張るぞー」と誓いを立てたくなるような、ハワイの朝日を拝むことができる。

 その先は豪邸が立ち並ぶ住宅街。「わー、いいなー」とテンションを上げたあとは、交通規制がされ走りやすいハイウエーに入る。



まこと&美樹

ハートブレーク・ヒル



 ハワイカイを左折すると「ハートブレーク・ヒル」が現れる。美樹さんは「スタートしてすぐだし、足も疲れていないので私自身は辛いとは感じませんでしたね。押してる人もいましたが、『なんだ。全然ハートブレークじゃないじゃん』」と軽いギアをクルクル回して楽々上ったそうだ。



まこと&美樹

サンディ・ビーチ



 「ハートブレーク・ヒル」を過ぎると、ケアラホウ・ストリートをサンディ・ビーチへ向かって降りていく。「最初に『うわぁ、ハワイ走ってるなぁ』と感じるところですね。坂の下に太陽がまともに照りつけていたので、海は真っ青でビーチは真っ白。「自分の自転車でハワイに来ちゃった!」ことを、ここで美樹さんは実感し、「遠くまできたね」と自分の自転車に語りかけたくなったそうだ。



まこと&美樹

まこと&美樹

マカプウ・ビーチ



 マカプウ・ビーチへの下りも気持ちがいい。海に浮かぶ小島が見え始めるところだ。「何も考えずに『うわー、綺麗!』と降りるんですが、よく考えると帰りはここを上らなくてはいけないんですよね。帰りは地獄のようにきつかったですよ」。帰りは長くて勾配も急。おまけに海沿いなので風も強い。「降りようかと思ったけど、必死で上りました」。ただ、これがずっと平たんだったら面白くないだろうとまことさんも美樹さんも口をそろえる。「ほどよい上りがチャレンジ心をくすぐりますからね」。



まこと&美樹

ワイナマロ



 ワイナマロの山側エリアへ入るあたりで美樹さんは「ハワイの緑って濃いな」と感じたそうだ。青から急に緑に景色が変わり、香りも変わってくる。潮風の香りから熱帯のジャングルのような「むわっ」とした臭いになる。もちろんハワイの花の香りも漂ってくる。「こういうハワイも見られるんだ」と美樹さんは感激したそうだ。



まこと&美樹

キング・インターミディエイト・スクール



 ハワイのさまざまな景色を堪能していた美樹さんだが、75マイルの折り返しとなる「キング・インターミディエイト・スクール」で後ろ髪を引かれながらUターンした。この先は海岸沿いの平たんルート。絶景が広がる区間でもある。今年はそこを走ることが最大の楽しみだ。もちろん、苦しんだ上りをどこまで上れるようになったかも知りたい。

 不安もある。まことさんも美樹さんも100キロ以上のロングライドの経験があまりないことだ。まことさんは以前、「富士チャレンジ200」に参加したが、100キロで走るのをやめたそうだ。同じところをぐるぐる回るのが面白くなくて飽きてしまったのだ。

 「ひょっとしたら完走できないかも…」とまことさん。コンサートだと2時間、映画を見るのも2時間。「それ以上の集中力を保つ体ができていないかも」と、まことさんにとって2時間超えは鬼門となっている。美樹さんも「ずいぶん自転車に乗っている気になっていますが、160キロはないんです」。ロードレースやヒルクライムに参加しているので「完走できて当然」と思っていたが、冷静に考えてみると不安があるという。

 「いかに楽しみながら走れるか」。それがロングライド完走の秘訣だ。センチュリーライドのコースは「意外とドラマチックなコースだった」と美樹さん。エイドステーションも地元の人がバナナやクッキーを配ってくれて、とても温かい雰囲気があったという。「学校の敷地内にあるので、『ハワイの学校に入ったぞ』なんていうプチ楽しみもありますね」。まことさんは「距離がネックですが、サーキットをぐるぐる回るのではないし、行きと帰りは同じ道ですが風景は変わるでしょうから何とかなるでしょう」。

 まことさんと美樹さんは、センチュリーライド以外にもハワイで楽しみにしていることがある。「せっかくハワイへ自分の自転車を持っていくのだから、センチュリーライドの翌日はサイクリングをしてみたいんです」。センチュリーライドのコース以外にも、自転車好きの人にとっては面白いコースがあちこちにある。サイクリングマップも手に入るそうだ。なかでもタンタラスの丘は夫妻のおすすめ。ピークには州立公園と展望台がありワイキキの街が一望に臨める。「なんだかんだ言っても私たちは上り好きなので、ハワイの上りも制覇してこようかなと」(笑い)。走り足りない人はぜひ! まことさんと美樹さんがいるかもしれない。

 ハワイは海のイメージがあるが、半径数キロの間にいろいろな風景がある。自転車で走ると行動範囲も広がり、新しい発見もある。自分の街になったような気にもさせてくれる。心地よいハワイの風を感じることもできる。夫妻は日本だけでなく、ハワイでも自転車ライフを思う存分楽しむつもりだ。


◆ホノルル・センチュリーライドお得情報◆

自転車無料運搬サービスはJAL、JALウェイズで!
 ホノルルセンチュリーライド2009大会協力の日本航空は、JALまたはJALウェイズ便を利用する大会参加者に、日本とホノルル間往復の「自転車無料運搬サービス」を実施しする(1名につき自転車1台まで)。

 申し込みは、問い合わせは「http://www.jal.co.jp/hawaii/event/sports_sep09.html」 または「hcr@sponavihawaii.com 」まで。

ハワイの思い出を写真に残そう!
 ホノルルセンチュリーライド2009大会主催者であるHBL公認のオフィシャルフォトサービスで、プロのカメラマンがハワイを駆け抜けるあなたの姿を激写する。大会終了後、インターネット上でゆっくり見ながら、購入ができる便利なサービスだ。ライディング姿を、記念の1枚に。詳細・購入は「http://www.jalux.com/hcr/ph/」

ボランティアスタッフになってライダーをサポートしよう!
 ホノルルセンチュリーライド2009大会協賛のJALUX(ジャルックス)は、ジャルパックと共同で大会をサポートするボランティア向けツアー「ボランティアコース」を初めて企画した。出場する家族や友人をはじめ、参加ライダーたちを陰で支える心強い応援サポーター。ツアー参加者にはボランティアスタッフ専用Tシャツ、キャップ、ID、ボランティア参加証明書がもらえる。ライダーたちと感動を共有し、大会を盛り上げよう!

 詳細、申し込みは「http://www.jalux.com/hcr/」まで。

タイムシェアでハワイを満喫しよう!
 JALUXが運営する「JALバケーションズ(JALバケーション・オーナーシップ・システム)」がオススメするタイムシェア(リゾート物件を不動産権として週単位で所有できるシステムのこと)が、昨年12月にタイムシェア専用タワーとしてハワイのホノルルにオープンしたヒルトン・グランド・ワイキキアンだ。38階建てのリゾート施設は全室コンドミニアムタイプで、リビング・ダイニングキッチン、ベッドルーム、ゲストルームが独立したゆとりの間取り。大きめのバスタブや冷蔵庫、さらに洗濯機、乾燥機もついていて、自宅のように快適に過ごせる。今回「ホノルル・センチュリーライド」に挑戦するシャ乱Qまことさん、富永美樹さん夫婦も同リゾートに宿泊し、ハワイ生活を優雅に過ごす予定だ。

 JALバケーションズには説明会への参加やタイムシェア購入でJMBマイルなどががもらえる特典もある。また7月31日までに、説明会に参加予約すると、空の旅から生まれた美味JALセレクション「みそ汁ですかい」10食分もプレゼント中!この機会に是非、検討してみてはいかが? 現地体験宿泊プランもある。

 詳細はJALバケーションズのホームページ「http://www.jalux.com/jvos/」まで。 



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