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2009年ドーフィネ・リベレ

6月7~14日 フランス UCIプロツアー
8日間のステージレース
・第1S(7日、12.1km=個人タイムトライアル)

エバンス個人TT制す 新城は56位

 カデル・エバンス(32、オーストラリア=サイレンス・ロット)が、アルベルト・コンタドール(アスタナ)に2秒差をつけて優勝した。新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は1分5秒遅れの56位だった。

・第2S(8日、228km)

新城幸也が大健闘11位

 第1Sの個人タイムトライアル(12・1キロ)では優勝したカデル・エバンス(32、オーストラリア=サイレンス・ロット)から1分5秒遅れの56位だった新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は、第2Sではゴール前の集団スプリントに絡み11位と健闘した。総合ではトップに1分5秒遅れの56位。

 このレースはツール・ド・フランスの出場選手セレクションに大きな影響を与えると見られるもので、Bboxブイグテレコム勢は総合17位ウィリアム・ボネ、同22位ローラン・ルフェーブル、同43位ピエール・ローラン、同48位ユーリ・トモティロフ、同58位シリル・ゴチエ、同65位ピエリック・フェドリゴ、同98位アレクサンドル・ピショとなっている。

ボーネン振り切りフルランV

 アンジェロ・フルラン(31、イタリア=ランプレ)が、トム・ボーネン(クイックステップ)らをかわしゴール前の集団スプリントを制して優勝した。

 総合ではカデル・エバンス(32、オーストラリア=サイレンス・ロット)がメーン集団でゴールしトップの座を守り、8秒差の2位にアルベルト・コンタドール(アスタナ)、23秒差の3位にアレハンドロ・バルベルデ(ケースデパーニュ)。

・第3S(9日、182km)

新城26位、僚友トモティロフ3位

 序盤でアタックをかけた5人の逃げが決まり、その5人で争われたスプリント勝負に勝ったニキ・テルプストラ(25、オランダ=ミルラム)がステージを制した。2位はリュドビク・テュルバン(フランス=アージェードゥーゼール・ラモンディアル)、3位はユーリ・トモティロフ(ロシア=Bboxブイグテレコム)。新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は1分32秒遅れのメーン集団でゴールし29位だった。総合ではテルプストラがトップに立ち、27秒遅れの総合3位にトモティロフ。前日までトップのカデル・エバンス(オーストラリア=サイレンス・ロット)は総合5位に転落した。新城は2分6秒遅れの総合58位と順位を落とした。

・第4S(10日、42.4km=個人タイムトライアル)

エバンス総合奪回 新城は64位

 ベルト・グラーブシュ(33、ドイツ=コロンビア・ハイロード)が51分26秒のタイムで個人タイムトライアルを制した。2位は7秒遅れでカデル・エバンス(オーストラリア=サイレンス・ロット)、3位は39秒遅れでデビット・ミラー(英国=ガーミン・スリップストーム)。アルベルト・コンタドール(スペイン=アスタナ)は44秒遅れの5位だった。新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は3分38秒遅れの64位で、総合は4分36秒遅れの65位とまた順位を落とした。

 総合トップにはエバンスが返り咲き「勝ちに来たわけではないが、リードするにこしたことはない。高速コースだったが、今日のグラーブシュは最高だったね」とコメントした。

・第5S(11日、154km)

バルベルデ総合トップ!新城57位

 シルベスター・シュミット(31、ポーランド=リクイガス)が、ツール・ド・フランス第20Sにも予定されているモン・バントゥーへの頂上ゴールを制した。タイム差なしの2位にはアレハンドロ・バルベルデ(29、スペイン=ケースデパーニュ)が入った。バルベルデは、2分10秒遅れの6位でゴールしたカデル・エバンス(オーストラリア=サイレンス・ロット)を抜いて16秒差で総合トップに立ち、「今日は残り10キロをアタックする脚があった」とコメントした。

 新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)はチーム3番目となる、11分38秒遅れの57位でゴール。総合では、17位ピエール・ローラン、29位ローラン・ルフェーブル、47位ユーリ・トモティロフに次ぐチーム4番目の82位(20分38秒遅れ)と、前日から順位を落とした。

・第6S(12日、106km)

新城チームメートのフェデリゴV

 新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)のチームメート、ピエリック・フェドリゴ(30=フランス)が序盤から逃げ始め、最後は単独で逃げていたユルゲン・バンデワール(ベルギー=クイックステップ)を捕らえて4秒差をつけてステージを制した。アレハンドロ・バルベルデ(29、スペイン=ケースデパーニュ)は4分12秒遅れの16位だったが、総合トップの座は守った。新城は10分31秒遅れの94位で、総合は26分57秒遅れの85位とまた順位を落とした。

・第7S(13日、157km)

モンクティエ逃げ切る 新城97位

 2つの厳しい峠を越える難関コースをダビド・モンクティエ(34、フランス=コフィデス)が制した。残り11キロ付近からアタックしそのまま逃げ切った。2位には41秒遅れでロバート・ヘーシンク(オランダ=ラボバンク)。残り10キロを切ったところから激しく追走したカデル・エバンス(オーストラリア=サイレンス・ロット)が3位、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン=ケースデパーニュ)が4位で、両者にタイム差は付かなかった。同じく追走したアルベルト・コンタドール(スペイン=アスタナ)はゴール前であきらめ、55秒遅れの6位に終わった。総合トップは、エバンスに16秒差をつけたままでバルベルデが守った。

 新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は37分2秒遅れの97位で、総合は101位でチーム内では7番目まで落ちた。

・第8S(14日、146km)

バルベルデ、ツールあきらめず

 ステフ・クレメント(24、オランダ=ラボバンク)が最終ステージを制した。2分5秒遅れのメーン集団で総合1位のアレハンドロ・バルベルデ(29、スペイン=ケースデパーニュ)と同2位のカデル・エバンス(オーストラリア=サイレンス・ロット)がともにゴールしたため、バルベルデが総合優勝した。新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は3分57秒遅れの71位で、総合は95位に終わった。

 イタリア・アンチドーピング裁決機関によるイタリアでの2年間の出場停止処分が下っているバルベルデは、イタリアを通るコースとなっている今年のツール・ド・フランスには出場できないが、「今はこの勝利を楽しみたい。あとは私の力ではどうにもならないが、事態の推移を確かめていきたい」とツール・ド・フランス出場への希望は捨てていない。

コンタドール3位もツールへ自信

 昨年のジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャを制したアルベルト・コンタドール(26、スペイン=アスタナ)は総合3位に終わった。だが、「この結果には驚いていないよ。だって2カ月もレースに出ていないんだからね」とし、「このレースはツール・ド・フランスに向けていい準備になった。(ツール・ド・フランスが開幕する)7月4日には美しいショーを見せる準備はできた」と自信を見せていた。



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