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2009年ツール・ド・北海道

9月9~13日 北海道 アジアツアー(UCI 2.2)
4日間のステージレース
・第1、2S(9日)

TTは宮沢、ロードは盛がV

 国内最大の国際自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」が9日、旭川市などで行われた第1ステージ個人タイムトライアル(1・1キロ)と第2ステージロードレース(92・6キロキロ)を皮切りに開幕した。タイムトライアルは宮沢崇史(31=EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が1分24秒75で優勝。ロードレースは盛一大(27=愛三工業レーシング)が2時間12分45で制した。

・第3S(10日)

宮沢崇史が個人総合トップ

 「ツール・ド・北海道」は10日、第3ステージとして名寄から豊富までの183キロのロードレースが行われ、ジャン・カーシプ(エストニア)が4時間50分32秒で制した。2日目を終え、個人総合は宮沢崇史(31=EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が7時間4分33秒で、団体総合は愛三工業レーシングが21時間14分16秒でそれぞれ首位に立っている。

・第5S (12日)

宮沢崇史が首位守る

 ツール・ド・北海道4日目は12日、第5ステージ(旭川~岩見沢間、179キロ)が行われ、宮沢崇史(31=EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が、4時間40分52秒で優勝。宮沢は個人総合でも16時間10分42秒で首位を守った。

・第6S (13日)

宮沢崇史が総合優勝

 ツール・ド・北海道最終日は13日、札幌市モエレ沼公園で第6ステージ(61キロ)が行われ、鈴木真理(シマノレーシング)が1時間19分40秒で優勝した。個人総合は第1、第5ステージを制した宮沢崇史(エキップアサダ梅丹本舗GDR)が、17時間30分37秒で優勝した。

鈴木真理が最終S制し総合2位

 国内最大級のステージレース「ツール・ド・北海道」の最終第6ステージが13日、札幌のモエレ沼公園内の周回コース(61キロのクリテリウム)で行われ、鈴木真理(34=シマノレーシング)が、阿部嵩之(シマノレーシング)とポロック(ドラパック)との3人の逃げを決め、最後はポロックをスプリントで下してステージ優勝を飾った。鈴木は総合で5秒差の2位に浮上、団体総合でもシマノレーシングが逆転で総合優勝を手にした。

・最終第6ステージ
1位 鈴木真理(シマノレーシング) 1h19m40s
2位 リス・ポロック(ドラパック) +00s
3位 阿部嵩之(シマノレーシング) +03s

・個人総合時間
1位 宮沢崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) 17h30m37s
2位 鈴木真理(シマノレーシング) +05s
3位 盛一大(愛三工業レーシング) +19s

・団体総合時間
1位 シマノレーシング 52h33m17s
2位 EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイ +07s
3位 ドラパック +39s

・個人総合ポイント
1位 宮沢 崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) 96P

・個人総合山岳 1位 清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン) 27P

・新人賞(日本人)
1位 内間康平(鹿屋体大) 17h31m14s

エキップアサダが「北海道」完全優勝

 今年勝利に恵まれていなかったEQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン(エキップアサダ)は、欧州でプロツアーとしのぎを削っているというプライドを賭けて「圧倒的な勝利」を目標に9月9~13日まで行われたツール・ド・北海道に臨んだ。チームのモチベーションは非常に高く、選手、スタッフ、監督とも負ける気がしないというほどの気合で全6ステージを駆け抜け、総合優勝、ポイント賞、山岳賞を獲得する完全優勝。ツール・ド・フランス出場が目標というエキップアサダの意気込みが結果としても現れた。

 宮沢崇史(31)は昨年に引き続き総合優勝を果たし2連覇を達成。以前ツール・ド・おきなわでも2連覇を達成しており、「伊達男」の次は「2連覇男」としての地位を強固なものとした。

 清水都貴(27)も無事山岳賞ジャージを最後までキープ。2位の青柳憲輝(法大)に迫られて、「学生に負けちゃうかも…」とプロとしてあるまじき焦りをあらわにしていたが、何とか面目を保った。宮沢の総合を守ることよりも、学生選手に対してのプライドを優先させるのではないか? とチームはヒヤヒヤものであった。

 ポイント賞のジャージも全ステージ宮沢が独占した。伊達男としては、「青」も似合う所をアピールしたかったと思うが、北海道では「緑」が一番!

 宮沢崇史のコメント 「このレースは本場欧州戦っている我々にとっては絶対に勝たなければならないレースでしたので、うれしいというよりもほっとしている。一番うれしかったことはこの大事なレースで素晴らしい自転車をグラファイトデザインさんから提供を受けたことと、補給食として自転車選手に特化した梅丹本舗さんのサイクルチャージ(CC)とトップコンディション(TC)を思う存分飲みまくってレース活動を出来た事です。良いチームメイト&スタッフ、機材&サプリメント、スポンサー、ファンの皆様に囲まれたウチのチームは本当に最高です」

 清水都貴のコメント 「(宮沢)崇史さん、本当におめでとう! 最終日は大きな動きはないと踏んでいましたが、一切油断をせずに臨んだためシマノの2人の逃げもコントロール圏内で対処出来ました。リップサービスだと思われると不本意なんですが、、グラファイト(デザイン)さんのフレームは化け物の様にいいです。このフレームに乗れるチームにいれて幸せです。そしてこのフレームが一般の皆さんが試し始めることを楽しみにしています。近日発売なので、実際に乗った感想を皆さん教えてください」

 浅田顕監督のコメント 「まずツール・ド・北海道の完全勝利にあたって、選手、スタッフ、スポンサーの皆様、応援を続けてくださるファン、後援会の皆様、そして彼らを支えるご家族の皆様に心より感謝の意を表させていただきます。さらに北の大地を舞台に雄大なレースを開催して下さった運営委員会、現地ボランティアの方々にもチーム一同、感謝を致しております。そして、世界で戦う日本人ライダーに特化した最高の製品を供給下さっている梅丹本舗さん、グラファイトデザインさんにも最大の感謝の意を称させていただきます。実際彼らがいなければ今日の勝利は実現していません。ツール・ド・北海道は欧州を主戦場に、ツール・ド・フランスに出ているプロツアーチームを相手に戦っている我々にとっては、絶対かつ圧倒的に勝たなければ示しのつかないレースでした。勝ち方にもこだわり完全優勝はチーム全員が思い描いたものであり、それを実現させた選手達は日本自転車界の宝であり、日本人ライダーの強さを世界に見せつける使命を負った侍です。これからも夢を現実に変えることが出来る! と皆様に信じていただけるような勝利を量産して行きますので、ジャパンカップやツール・ド・おきなわの会場にぜひ足を運んで、皆さんの熱意を選手たちに注ぎ込んでやって下さい。これからもEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインの活躍にご期待下さい」。(Cyclisme Japon)



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