スポーツ

Ｗ杯ジャンプ強風で延期、会場も変更決定

　ノルディックスキーＷ杯ジャンプは４日、伝統のジャンプ週間第３戦が強風のため５日に延期された。会場もオーストリアのビショフスホーフェンに変更。５６回目を迎えたジャンプ週間がインスブルックで行われないのは史上初めてになる。

　ビショフスホーフェンでは最終戦（６日）と合わせて２戦行う。ジャンプ週間の総合優勝を争うオーストリア勢の２人にも、少なからず影響がありそうだ。

　首位のグレゴア・シュリーレンツァウアーは、昨季にビショフスホーフェンで優勝。小差で追うトーマス・モルゲンシュテルンは「地元に近く、これまでの成績もいい」と歓迎した。

　日本勢では、過去に「助走路が長く感じられてやりにくい」と話していたエース葛西紀明は「苦手意識がなくなってきた」と意欲を燃やす。不振の伊東大貴（ともに土屋ホーム）は３季前に１４３メートルのジャンプ台記録で３位に入った思い出の会場で、復調のきっかけをつかみたい。

［2008年1月5日11時33分］

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