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「中東の笛」吹かず/ハンドボール

<男子ハンドボール:アジア選手権(世界選手権予選)>◇6日目◇22日◇イラン・イスファハン◇1次リーグ

 大会4連覇を狙ったクウェートが地元のイランに34-35でまさかの逆転負けを喫した。

 試合終了のブザーが鳴ると、コート上で選手と監督が怒鳴り合い、逆転負けの現実を受け入れられない様子だった。アジア連盟を王族が事実上支配し、中東の大会で無敵の強さを誇ってきたクウェートが世界選手権切符を逃す波乱が起きた。

 地元大観衆の後押しを受けたイランの猛反撃に遭い、残り2分で追いつかれた。終盤は焦燥感からミスを連発。国際連盟から派遣されたロシアの審判員が笛を吹き「中東の笛」と呼ばれる特定チームに偏った判定も介在しなかった。得点源のシャムリは「何が起きたのか分からない」と涙目で絶句し、日本の蒲生総監督は「歴史が変わった」と驚きの声を上げた。

 昨年9月の北京五輪予選で出場権を獲得したクウェートは異例の予選やり直しを決めた国際連盟の判断を不当とし、アジア連盟とともにスポーツ仲裁裁判所に提訴している。その意味でも今大会では国際連盟の管理下で「真の実力」を証明するはずだっただけに、ショックは大きかった。

[2008年2月23日10時24分]

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