日本ツアーのパナソニックオープンは今日22日、滋賀・琵琶湖CC栗東・三上C(7005ヤード、パー71)で開幕する。石川遼(20=パナソニック)はホストプロとして20歳初戦の今季初Vを狙うが、思わぬ障害?

 が立ちふさがる。コース内を横切る送電線に打球が当たる可能性がある。

 ツアーで電線が障害になるケースは珍しい。同CCの松岡良忠営業部長によれば、送電線は70年に関西電力が設置。高さは30メートル以上で「当時はジャマにならなかった。ところが、ボールとクラブが進化して」という。

 問題になるのは7、9番両パー4の第1打、16番パー5の第2打など。石川は前日20日にプロアマ戦の16番で洗礼を浴びた。ローカルルールで「無罰の打ち直し」となるが「もう1度、同じ集中力は難しい。一瞬、グラッと来ます」と苦笑いしていた。【加藤裕一】