44位から出た谷口徹(47=フリー)が脅威の追い上げを見せた。

 4番でチップインバーディーを奪うなど、8バーディー、1ボギーの64をマーク。通算8アンダー、205で首位と3打差の7位タイに急浮上した。「初日は腰が痛くて、2日目も必死こいて予選通過したくらいですけど、今日はショットもパットも調子が良かった。ピンチもあまりなかった」とうなずいた。

 ヴィンテージGCでのツアー開催は95年のダイワインターナショナル以来20年ぶり。「20年前は出ていません。あの頃は八流プロだったんで」と笑ったベテラン。「あの頃」とは違うと言わんばかりの猛チャージで、優勝も狙える位置につけた。