ツアー本格参戦1年目の岡山絵里(20=フリー)が1イーグル、6バーディー、3ボギーの67で回り、通算7アンダー、137で首位に浮上した。

 6番でグリーンエッジから13メートルをパターでねじ込んでバーディーを奪うなど、パットが好調。最終18番パー5は2オンに成功し、13メートルのイーグルパットを沈めてトップに立った。1打差の3位には同期のささきしょうこ(20=フリー)が続き、ともに最終日最終組でプレーすることが決まった。「同期ですし、刺激し合えればいいと思います」と笑顔で話す。

 昨季は下部ツアーで優勝し、今季は5月のサイバーエージェント・レディースで8位。ツアー初優勝のポイントに挙げたのはメンタルだ。「悪い方に考えて、変に守りにいって、崩れるのが自分の悪いパターン。怖くても狙っていく。ミスをしたら、その時に考えればいい。『できん』と思ったら、できない。優勝するという気持ちを持って、頑張りたい」と意気込んだ。