ツアー通算19勝の谷原秀人(45=国際スポーツ振興協会)が7バーディー、1ボギーの64を出して単独首位に立った。

15、16年に記録した今大会の自身最少ストロークを1打更新。日本ツアーの選手会長は「左が四十肩で痛い」と万全ではない中、技量の高さを示した。「目標は肩を良くすること。それだけ」と冗談めかして言いつつ、気負わず通算20勝目を目指す。1打差の2位にショーン・ノリス(南アフリカ)がつき、さらに1打差の3位に石川遼、木下裕太、宋永漢(韓国)が並んだ。前週優勝の桂川有人、昨年覇者の岩田寛は71の42位と出遅れた。