タイガー・ウッズ(33=米国)が巻き起こした不倫スキャンダルで、複数のスポンサー企業の株価が下落し、企業の資産価値が総額120億ドル(約1兆800億円)下がったと29日、米カリフォルニア大デービス校の調査チームが発表した。

 調査によると、11月のスキャンダル発覚直後から、13取引日のうちに株価が急落したという。特にひどかったのがスポーツ用品メーカーのナイキ、スポーツドリンクのゲータレード、ゲームソフト大手のエレクトロニック・アーツの3社で、株価が平均で4・3%も下がった。