男子ゴルフのダンロップ・フェニックス(11月20日から、宮崎・フェニックスCC)の事務局は27日、米ツアーの新鋭ジョーダン・スピース(21=米国)の出場を発表した。日本ツアーは初出場。また松山英樹(22=LEXUS)と石川遼(22=CASIO)の出場も発表。米ツアーで活躍する同世代の対決が日本で実現する。

 スピースはアマ時代から全米ジュニア優勝2回、12年全米オープンのローアマ、世界アマチュアランク1位と活躍。鳴り物入りでプロ転向し、19歳だった13年ジョンディア・クラシックで、米ツアーでは82年ぶりの10代優勝を果たした。今年4月マスターズで2位、世界ランク12位、米ツアーのポイントランク9位と世界が注目する成長株だ。事務局を通じて「同世代として松山選手、石川選手をとても尊敬しています」とし「私の目標はあくまで彼らのような素晴らしい選手と競い合い、優勝することです」などとコメントを出した。

 松山と石川は正式エントリー前だが、出場を予定しており、松山は「ダンロップ・フェニックスは40年の歴史の中で日本人選手が6人しか勝っていない試合です。僕にとって勝ちたい試合の1つですし、勝たなければならない試合だと思っています」とした。石川は「ジョーダン(スピース)も出場するということで、大会を盛り上げ、エキサイティングなプレーができるように頑張ります!」と意気込みを伝えた。