男子ゴルフの石川遼(23=CASIO)が“ゴルフ版アジア大会”で、世界レベルのショットを連発して日本ゴルフ界の実力を示す。国内、アジアツアーを兼ねたダイヤモンド・カップが今日25日、茨城・大利根CCで開幕する。石川は24日、9ホールの練習ラウンドなどで最終調整した。

 賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円はアジアツアーの中でも、欧州や米ツアーとの共催を除けば最高額。大会側が銘打つ通り「アジアNO・1決定戦」と言っていい。石川もいつもと違うフィールドに「自分にとっても刺激になる」とうなずく。懸案だったドライバーショットも復調傾向。米ツアーで磨いた技術で、アジア40億人の頂点を目指す。