条治500メートルで２位／Ｗ杯Ｓスケート

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＜Ｗ杯スピードスケート：ヘーレンフェーン大会＞◇２日目◇８日◇オランダ・ヘーレンフェーン

　男子５００メートルで加藤条治（日本電産サンキョー）が３４秒９４で今季日本勢最高の２位に入った。第１カーブでバランスを崩すミスがありながら、最後は力で押し切った。「滑りはめちゃくちゃだったけど、パワーでねじ伏せた感じだった」と振り返る。

　今季初戦の負傷で出遅れ、前日にＢクラスからＡクラスに復帰したばかり。けがの影響はほとんどなく、６位にも手応えを感じていた。この日は「どうしても３４秒台を出したかった。自分の実力でこの辺にいることを確認できた。安心した」。元世界王者が復活の足掛かりを築いた。

　世界のレベルアップも実感した。優勝した李康■（韓国）は３４秒９２、わずか０秒０２差で逆転された。３位の文俊（韓国）に０秒０２差に迫られた。「油断はできない。今回２位でもすぐひっくり返る」。世界記録保持者のウォザースプーン（カナダ）は今大会欠場。これで慢心するわけにはいかない。

　また、前日７日に４位の長島圭一郎（日本電産サンキョー）は８位だった。

※■は夾の人がそれぞれ百

［2007年12月9日9時3分　紙面から］

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