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初挑戦の地元足立がV/マラソン

初マラソンで優勝を果たし、旭化成の宗猛監督(右)と握手する足立
初マラソンで優勝を果たし、旭化成の宗猛監督(右)と握手する足立

<別大マラソン>◇3日◇大分市営陸上競技場発着42・195キロ

 地元大分市出身の足立知弥(22=旭化成)が、マラソン初挑戦で初優勝をした。36キロ付近で2位集団から抜け出すと、39キロ手前で急激にペースダウンしたエリジャ・ムタイ(ケニア)をかわし首位に浮上。そのまま2時間11分59秒でゴールテープを切った。同大会で初マラソン初優勝は91年の森下広一(旭化成、現トヨタ自動車九州監督)以来17年ぶり。

 主役不在のレースを一般参加の足立が制した。26キロ手前でムタイが飛び出したが、2位集団で自重してスタミナを温存。39キロ手前でペースダウンしたムタイを逆転した。「まさか勝てるとは思っていなかった。ずっと沿道から名前を呼んでもらってうれしかった」。地元の声援も大きな力になった。

 小6のとき98年の同大会を父和美さん(52)に連れられ初めて見て「いつか出たいと思っていた」。中学で陸上を始め、大分高では宗兄弟の恩師でもある横井孝義氏の指導を受けた。旭化成の宗猛監督は「確実に練習を積める選手。これまで実力がないのではなく、勝負弱さがあった。それを克服する自信になるはず」と期待を込めた。

 北京五輪選考レースではないが、22歳のホープはこの優勝を飛躍の足がかりにする。「これが始まり。大きな大会で勝ちたい。世界の舞台にも立ちたい」とさらに先を見据えた。

[2008年2月4日9時8分 紙面から]

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