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真央が首位、追う美姫/フィギュア
- 女子SPで2位につけた安藤美姫(共同)
<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇14日◇韓国・高陽
世界女王の安藤美姫(20=トヨタ自動車)がSPで60・07点の2位につけ、16日のフリーで4回転サルコーを試す態勢を整えた。60・94点で首位に立った浅田真央(18)を逆転し、連覇を狙う世界選手権(3月18日開幕、イエーテボリ)への最高のステップを踏むため、「秘技解禁」をあらためて宣言した。3位はロシェット(22)で60・04点、村主章枝(27)は50・24点で9位だった。
安藤は、2位どまりにも「世界選手権につながるSPができた」と表情は明るかった。すでに気持ちは2日後に向かい、4回転を跳ぶ心の準備を整えた。06年2月トリノ五輪以来の挑戦、成功すれば03年12月の全日本選手権以来で、国際競技会の女子では初となる大技解禁へ。「自分でも久しぶりにやるので楽しみ」と笑みを浮かべた。
この日は、SPの得点源である序盤の2連続3回転で、後半のジャンプが2回転と判定された。ステップも細かいミスが出て自己ベストを8点近くも下回り、表現力を示す5項目も7点台は1項目だけ。それでも「片頭痛がして、薬をのんだけど効かなかった。その中で大きな失敗なくできた」と前向きだ。
今回は強敵金妍児(韓国)や欧米の強豪が不在だ。「楽な気持ちで世界選手権を想定してやれる」。重要なテストの場と位置付けている。同時に、浅田真との一騎打ち、世界女王として負けられないという状況。世界選手権本番さながらの緊張感の中、4回転ジャンプを成功させて逆転優勝を飾れば、世界連覇へ最高のステップになるはずだ。
今季終了後に手術する右肩は「疲れると寝ていても外れるほど」。体調が万全でなくても、気持ちは乗っている。すべてはもう1度世界の頂点に立つための自分への挑戦だ。
[2008年2月15日8時42分 紙面から]
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