スポーツ

柔道石井が新コンビネーションで２連勝を

　柔道男子１００キロ超級の北京五輪代表を争う石井慧（２１＝国士舘大）が、「新コンビネーション」を駆使してチェコ国際（３月１～２日、プラハ）での国際大会２連勝を狙う。２０日、国際合宿が行われているウィーンで明かした。

　「寝技へつなぐ背負い投げを見てほしい」と言い切った。昨年１０月の韓国合宿で「１本を取れる技が欲しい」との理由で背負い投げをマスターしたものの、実戦では不発。今年に入り、背負い投げを「おとり」に使って相手を崩してから得意の寝技に入るという、今までにはない動きを徹底練習してきた。優勝したオーストリア国際でも未使用の新連係は、外国勢にとっては未知のもの。「今の勢いでいきたい」という言葉通り、新たな武器を手に五輪代表をさらに引き寄せる。

［2008年2月21日8時48分　紙面から］

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