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千代大海“払い腰”で4連勝/九州場所

安馬(左)を小手投げで破った千代大海は顔面で着地?(撮影・岡本肇)
安馬(左)を小手投げで破った千代大海は顔面で着地?(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

 大関千代大海(31)が、小結安馬(23)を退けて4連勝を飾った。

 突っ張りの千代大海が、次期大関候補の安馬を投げで仕留めた。立ち合いのもろ手突きが災いした。空いた両脇からもろ差しにされ、土俵際に追い込まれた。だが、とっさに体が反応した。柔道の払い腰のように左足で安馬の右足を払った上での小手投げ。「相撲で負けても勝負に負けたくなかった。こういう時、昔やったことが出るもんだね」と胸を張った。

 今では突っ張りが十八番のベテラン大関だが、小学6年で柔道の全国大会3位の実績がある。前日の3日目には左差しで稀勢の里を寄り切っている。けいこ場でも、四つ相撲で倒すなど組んでも勝てる能力は持っている。

 大関在位53場所は歴代1位。だが、03年春場所を最後に優勝から長く遠ざかり、最近は「10勝すればいい」と公言するようになった。それでも、場所前のけいこでは基本のしこ、すり足を多めにこなしてきた。「おかげで腰が重くなったような気がするよ」。魁皇が進退をかけて奮起する中、ベテラン大関も負けずに存在感を示し始めた。

[2007年11月15日9時43分 紙面から]

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