投資サービスのモーニングスターはこのほど、リポートの中で「小池都知事はカジノ誘致を優先課題としておらず、東京にカジノライセンスが与えられる可能性は低い」と分析した。既に建設用地を明示して手を挙げており、大都市に近接し所得水準や人口密度も高い横浜と大阪にライセンスが与えられると予想する。オペレーターについては、ＩＲの実績や財務状況などから横浜にはラスベガス・サンズ、大阪にはＭＧＭを最有力候補に挙げた。地方都市については、韓国からも近い長崎や、冬の観光資源が豊かな北海道などを有力候補だとしている。一方、証券会社ユニオン・ゲーミングは先日「都議選の結果を受け、安倍内閣がカジノ法案をスムーズに成立させるのが難しくなったのでは」との見方を示した。（リゾカジ．ｃｏｍ）