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プロ麻雀連盟森山会長 対抗戦4位なら「辞めます」

[2016年8月4日22時46分]

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 日本プロ麻雀連盟の森山茂和会長(64)が、8月11日から始まる「第一回麻雀プロ団体日本一決定戦」(AbemaTV)において、同団体が4団体中最下位に終わった際、会長の座を退く意向を明かした。

 この日、日刊スポーツの取材に対し森山会長は「サイバーエージェントの藤田社長のインタビューで言いました。言ったことは必ず守ります」と答えた。業界初となる大規模なプロ団体対抗戦。最大勢力である日本プロ麻雀連盟の長が、不退転の決意を示した。

 麻雀業界を引っ張ってきた自負があるからこその発言だ。大会用のインタビュー時に飛び出した「4位なら辞めます」という発言。詳細について「(藤田氏から)『優勝出来なかったらどうしますか?』くらいの厳しい質問は覚悟していましたが、『最下位になったら』との質問で藤田社長の優しさと感じたので、リップサービスもあって重いことを言っちゃいましたね」とした。その上で「言ったことには責任を持つのが男として当然ですから、最下位になったら会長は辞めます」ときっぱりと答えた。最下位に終わった場合の引責などではなく男の約束。「闘将」の異名を持つだけに、堂々した答えぶりだった。

 絶対的な自信があるからこその発言でもある。「優勝しか考えていないですし、代表チーム全員を信用していますから勝つと信じています。日本プロ麻雀連盟チームが一番マークされるだろうし、プレッシャーも大きいとは思います。それでも堂々と勝ち切ってくれると思います」と、後輩たちの実力を信じて疑わない。さらには「この大会が今回だけで終わって勝ち逃げでは失礼なので、続けて頂けるとありがたいですね。勝ち続けて力の差を見せつけたいと思います」と、早くも連覇まで見据えている。最大規模のプロ団体であり、各メディアの露出も多く知名度も群を抜く。そこに生まれる大きなプレッシャーさえ、まるで心配する様子を見せなかった。

 決戦開始まであと数日。団体トップの決意が、8人の選手たちにどう影響するのか。また、他の3団体の選手たちは、どう感じるのか。11日の初日から注目が集まりそうだ。

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