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企業対抗戦で講談社がサイバーエージェントに勝利

[2017年12月5日11時21分]

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マージャン企業対抗戦でCAに勝って喜ぶ講談社チーム(左側)

マージャン企業対抗戦でCAに勝って喜ぶ講談社チーム(左側)

 AbemaTVを展開するサイバーエージェント(以下CA)の藤田晋代表取締役社長が率いる麻雀部と、講談社第四事業局担当局長の奈良原敦子さんが監督する麻雀部とがこのほど、都内でマージャン企業対抗戦を行った。両チームの対戦は過去に1度あり講談社チームが勝利していた。果たして今回は…。

 和やかな雰囲気で両者の対戦が始まった。第1ラウンドの個人戦では、藤田氏が7連荘を見せるなど、CAが34-44で制した。第2ラウンドの団体戦は、先鋒(せんぽう)卓はCAチームが圧倒したが、中堅卓では終盤に満貫のツモ上がり、副将卓でもオーラスで「1000-2000」を上がった講談社チームが制した。

 1-1で迎えた最終第3ラウンドは大将戦。講談社チームはこの日、第1ラウンドの個人成績ではトップだった松下さんを投入。CAチームは藤田社長が参加し、CAチームが起家となる。

 東1局は16巡目で西家の藤田社長が最初のリーチをかける。が、その2巡後に、藤田氏の捨て牌に松下さんが「ロン」。「タンヤオ・チートイツ・ドラドラ」の満貫手を仕込んでいた。負けじとCAチームも東3局1本場で、大浦さんが追っ掛けリーチ。「一万・四万」の待ちがかぶるが、一発でツモり跳満で反撃する。しかし直後の東4局は松下さんが「メンタンピンツモドラドラ」の跳満で突き放す。

 その後も講談社チームが上がりを続け迎えたオーラス。点差は1万8400点で、講談社がリード。CAが勝利を収めるためには跳満あがりが絶対条件となった。ドラは九万。藤田社長はピンズのホンイツ狙い。白を早々に鳴き、南、北を抱えて「ハク・ホンイツ・トイトイ」に風牌で1役加算のテンパイ。大浦さんは早々に三万をポン。その後はマンズで染めていく。ハイテイはその大浦さんへ。「チーカンチャン」テンパイだったが引いたのは、九万。そのまま流局となり、講談社チームが逃げ切った。

 勝利の立役者となった松下さんは「大将戦はトイツばかりで、そのおかげでチートイツがあがれた。いらない牌をはらって、トイツを積んでいったらいい形になりました」と振り返った。敗れた藤田社長は「個人戦の感覚だったらいけると思ったのに」と無念さをにじませていた。

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