野球

山本、堀内、嶋の３氏が野球殿堂入り

　野球体育博物館は１１日、東京ドーム内の同博物館で０８年の野球殿堂入りを発表した。競技者表彰部門で元広島の山本浩二氏（６１）と元巨人の堀内恒夫氏（５９）、特別表彰部門で故嶋清一氏がそれぞれ選出された。

　通算５３６本塁打を放ち広島の黄金期を支えた山本氏は「非常に感激しています。よき指導者、よきライバルに恵まれたからこそ現役をまっとうできた」と喜びを語り、通算２０３勝の堀内氏は「２年目に腰を痛めて苦しかったが、その痛みと戦いながらＶ９の一員になれたのは光栄だった」と振り返った。

　嶋氏は３９年の全国中等学校野球大会で和歌山・海草中の投手として全５試合を完封、準決勝・決勝で無安打無得点試合といずれも大会史上初の偉業を達成した。今回で殿堂入りの合計は競技者表彰が７２人、特別表彰が９２人となった。

［2008年1月11日20時7分］

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