昨年に現役引退し、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏（47）が4日、智弁和歌山の野球部員に対して、和歌山市内の同校グラウンドで3日間の“アマ初指導”を終えた。

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智弁和歌山を指導したイチロー氏とともに2人1組で交互にフリー打撃を行った同校3年で日本ハムからドラフト4位指名された細川凌平内野手（18）は「学ぶことしかない時間でした」と幸せをかみしめた。

積極的に質問した。「自分の中でのこだわり、軸を持った方だと思った。緊張はもちろんありましたが、こんな時間はあるかないか分からないので、この3日間で聞けることはすべて聞こうと思って質問しました」と、たくさんのことを得た。

最後、見送り時にはイチロー氏から「また、どこかで会おう」と激励され、プロでの活躍を誓った。