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桐生一勝利の方程式で2年ぶり
- 優勝を決めマウンド付近で抱き合う桐生一ナイン
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桐生一Vへの足跡 2回戦 12-0 渋川青翠 3回戦 4-3 高崎 4回戦 7-0 前橋商 準々決勝 12-2 常磐 準決勝 3-2 伊勢崎 決勝 2-1 樹徳
<高校野球群馬大会:桐生一2−1樹徳>◇7月25日◇決勝
桐生一が田中清文(3年)と清村悦礼(3年)の必勝リレーで樹徳を2-1で振り切り、2年ぶり9度目の頂点に立った。9回表2死一、二塁。長打が出れば逆転の場面で背番号11の守護神・清村が1球ごとに雄たけびを上げる。「バックを信じ、気持ちを込めて投げました」。最後の打者を見逃しの三振に仕留め、5試合連続で勝利の方程式が完成した。
盤石の継投だった。先発のエース左腕・田中が初回のピンチを切り抜けると、6回まで走者を1人も出さない完ぺきな内容。外野まで飛んだ打球もなかった。「後ろがしっかりしていますから。初回から飛ばしました」。7回を2安打1失点で10奪三振。後を受けた清村は8、9回にピンチを招いた3奪三振と気迫ある投球で切り抜けた。
23日に同校の生徒が暴行を受け死亡し、元生徒が逮捕される事件が起きた。その影響でこの日もブラスバンドなど全校応援は自粛。野球部員やサッカー部員、保護者など約200人と樹徳側約500人と比べ少ない応援団だったが、そのハンディもはねのけた。田中が「打たせる投球をして、清村につなげたい。2度目の日本一を狙いたいです」と言えば「リードは守り抜きます」と清村。必勝リレーで9年ぶりに優勝旗を持ち帰るつもりだ。【横山元保】
[2008年7月25日 紙面から]
◆桐生一 1901年(明34)桐生裁縫専門女学館として創立した私立校。89年から現校名。普通科、調理科があり生徒数は1440人(うち女子636人)。野球部は85年創部。夏9度目、春は3度出場。99年夏は全国優勝。部員数54人。主なOBは一場靖弘(楽天)ら。所在地は桐生市小曽根町1の5。高橋昇校長(57)。
群馬大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
---|---|---|---|---|
桐生一 (2年ぶり9度目) |
67校 | ダウンロード[PDF] |
前橋育英 | 前橋商 |
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