茨城 地区データ
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順位 | P | 学校名 | 過去5年 | 07秋 | 08春 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 41 | 常総学院 | 26勝2敗 | 4強 | 優勝 |
2 | 27 | 水戸商 | 9勝5敗 | 準優勝 | センバツ |
2 | 27 | 霞ケ浦 | 9勝5敗 | 優勝 | 準優勝 |
4 | 20 | 水戸葵陵 | 15勝5敗 | - | 4強 |
4 | 20 | 東洋大牛久 | 14勝5敗 | 4強 | 16強 |
6 | 19 | 常磐大高 | 17勝5敗 | 8強 | - |
6 | 19 | 下妻二 | 18勝4敗 | - | 16強 |
8 | 18 | 土浦湖北 | 13勝5敗 | - | 4強 |
9 | 15 | 藤代 | 15勝4敗 | - | - |
10 | 14 | 波崎柳川 | 13勝5敗 | 16強 | - |
11 | 13 | 水戸短大付 | 11勝5敗 | 8強 | - |
11 | 13 | 水戸桜ノ牧 | 13勝5敗 | - | - |
11 | 13 | 土浦日大 | 12勝5敗 | - | 16強 |
14 | 11 | 明秀日立 | 9勝5敗 | - | 8強 |
14 | 11 | 土浦三 | 9勝5敗 | - | 8強 |
14 | 11 | 竜ヶ崎一 | 8勝5敗 | 16強 | 8強 |
17 | 10 | 鉾田一 | 8勝5敗 | - | 8強 |
<茨城のランキング>
常総学院が強い。過去5年で3度優勝し、26勝。新チームじは木内監督が復帰。センバツ出場は逃したが、春優勝で、夏は最短距離にいる。常総を追うのがセンバツ出場の水戸商と好投手2枚がいる霞ケ浦。昨秋の時点では2強を形成しており、常総には手強い相手となりそうだ。4位の水戸葵陵(みときりょう)、東洋大牛久は毎年、安定した成績を残す私立校。6位の常磐大高は昨夏準優勝。常総学院という横綱が存在するが、大関以下もレベルは高く、1つ間違うと思わぬダークホースが栄冠をつかむ可能性もある。
※ポイントの出し方=過去5年間の夏の地方大会勝利数に、昨秋、今春の県大会の成績をポイント化して加える。秋春ともに優勝(10)準優勝(8)4強(5)8強(2)16強(1)で換算。なおセンバツ出場校には春の成績に関わらず一律10ポイントを加えた。
<小関順二の注目選手>
霞ケ浦が誇る2枚エース・岡本力耶と大塚貴浩が注目の本格派。とくに目を惹かれるのが岡本のバランスのよさ。ヒジから上げていくバックスイングは腕の出どころを隠し、さらにヒジを起点とした腕の振りをも約束する。「腕が振れる」とか「しなやかな腕の振り」という投げ方は岡本にこそふさわしい。大塚は岡本ほど合理的なフォームを持っていない。それでいながら140キロのストレートを投げられるというのが素質のよさ。岡本は腕を振って投げ込む縦割れのカーブとスライダー、大塚は小さい横変化のスライダーがよくキレて、ストレートとのコンビネーションを可能にしている。2人以外でも最速144キロの三和・石崎剛や、甲子園で技巧的ピッチングが目を引いた水戸商・若杉良平ら、今年の茨城には好投手が多い。野手ではイニング間の二塁送球で1・9秒台を記録する常総学院の飯田大祐捕手の肩が全国レベル。捕球から送球に入る早い動きが秀逸で、捕ったときには既に投げる体勢に入っている。さらにバントが後方への小フライになったとき、振り向きざまに突っ込んで捕球したプレー(昨年夏の甲子園2回戦、京都外大西戦)は、正真正銘のファインプレー。バッティングに安定感が出てくれば物凄いキャッチャーになっているだろう。(スポーツライター)
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