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赤川熱投で宮崎商39年ぶり聖地
- 最終回、2死満塁のピンチをしのぎ最終打者を三振に仕留めた宮崎商の赤川は、マウンド上で雄たけびを上げる(撮影:多田篤)
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宮崎商Vへの足跡 2回戦 11-0 都農 3回戦 8-1 高鍋 準々決勝 11-5 都城農 準決勝 1-1 都城東 同再試合 9-2 都城東 決勝 2-1 日南学園
<高校野球宮崎大会:宮崎商2-1日南学園>◇7月21日◇決勝
宮崎ではプロ注目左腕の赤川克紀投手(3年)擁する宮崎商が39年ぶり4度目の甲子園切符をつかんだ。
宮崎商のエース赤川はマウンド上で両手を突き上げて喜びを表した。ナインが駆け寄り、184センチの大きな体が埋もれた。赤川は「疲れはあったけど、みんなの気持ちを込めて投げました」。笑顔がはじけた。
最後は力勝負だった。9回に1点差とされ、なおも2死満塁。打席にはライバル左腕の有馬翔(3年)がいた。今大会の506球目は「力が入った」と外角高めへ。その141キロの直球に有馬のバットが空を切った。3球三振。39年ぶりの甲子園をつかんだ。
20日は中1日で105球を投げていた。18日は延長15回、193球の力投だった。そんなエースはこの日も5回まで無安打投球。緩急を使った投球が光った。9回を6安打1失点。6月に成合重登副部長(34)の指導を受け、スローカーブを覚えた。これで緩急が使えるようになり、安定感を増した。
力勝負1本やりだった5月の関東遠征では、東海大相模の主砲・大田泰示遊撃手(3年)に場外弾を浴びた。甲子園で対戦したい相手を聞かれると「東海大相模っすね」。リベンジするつもりだ。「宮崎で1番の左投手になれた。今度は全国で1番になりたい」。赤川は晴れ舞台でのさらなる飛躍を誓った。
[2008年7月22日 紙面から]
◆宮崎商 1919年(大8)宮崎町立商業学校として創立の県立高。57年(昭32)から現校名。会計科、商業科、経営情報科、国際経済科、経営科学科があり、生徒数は852人(女子663人)。野球部は19年創部で、部員数は69人。甲子園は春2度、夏は3度出場。OBに水谷実雄(広島―阪急)、小川亨(近鉄)らがいる。宮崎市和知川原3の24。久保良一校長。
宮崎大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
---|---|---|---|---|
宮崎商 (39年ぶり4度目) |
52校 | ダウンロード[PDF] |
宮崎日大 | 日南学園 |
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