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近江2年連続10度目
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近江Vへの足跡 2回戦 8-1 滋賀学園 3回戦 6-2 大津商 準々決勝 11-0 瀬田工 準決勝 9-2 水口 決勝 12-5 綾羽
<高校野球滋賀大会:近江12−5綾羽>◇7月24日◇決勝
近江が初の連覇を達成した。春にも決勝で圧勝した綾羽に12-5と快勝。2年連続10度目の甲子園行きを決めた。連投疲れもあり5失点と不調だった最速145キロのプロ注目右腕、小熊凌祐投手(3年)を救ったのは、チーム打率4割6分9厘の大会新記録を打ち立てた打線だった。
3-3と追いつかれた後の4回。1点を勝ち越し、さらに5番上田大地(3年)が左翼に3ランを放った。「今まで小熊に頼りっぱなしだったから、今日はみんなの力で勝とうと話していた」。同点になり「10点取って欲しい」とこぼした小熊を楽にさせる1発となった。
小熊は昨夏の甲子園では2回戦の今治西戦に6回から登板した。その回に失った1点が決勝点となり、0-1で涙をのんだ。だが今年は頼もしい打線がついている。「去年は先輩に申し訳ないことをした。今年は僕がしっかり投げて全国制覇したい」。2年越しのリベンジを誓った。
[2008年7月25日 紙面から]
◆近江 1938年(昭13)創立の私立校。普通科と商業科で生徒数は715人(うち女子266人)。野球部員数102人。甲子園は春2回、夏は10回目の出場。01年夏に甲子園準優勝。主なOBは木谷寿巳(楽天)、漫才コンビ「ダイアン」津田篤宏ら。所在地は彦根市松原町大黒前3511の1。笠原武夫校長(69)。
滋賀大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
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近江 (2年連続10度目) |
51校 | ダウンロード[PDF] |
近江 | 近江 |
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