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西東京 優勝記事

日大鶴ケ丘18年ぶり笑顔爆発

早実対日大鶴ケ丘 粘り強い完投で日大鶴ケ丘を18年ぶりの優勝に導いた山地(撮影・浅見桂子)
早実対日大鶴ケ丘 粘り強い完投で日大鶴ケ丘を18年ぶりの優勝に導いた山地(撮影・浅見桂子)
日大鶴ケ丘Vへの足跡
3回戦 10-4 杉並
4回戦 10-0 小平南
5回戦 1-0 福生
準々決勝 6-5 堀越
準決勝 8-7 日大二
決勝 13-5 早実

<高校野球西東京大会:日大鶴ケ丘13-5早実>◇7月26日◇決勝

 日大鶴ケ丘が18年ぶり2度目となる甲子園をつかみとった。強敵早実相手に、エース山地寿幸(3年)の力投、そしてグラブでもぎとった勝利だった。

 連投のエースは3点リードで迎えた8回表、早実打線の猛攻撃を浴びた。2安打に2四死球で1点を奪われ、なおも1死満塁。ここで早実・佐々木孝樹(3年)の放った打球はライナーとなって山地の顔面近くを襲った。次の瞬間、とっさにグラブを出し捕球すると、すぐさま三塁へ送球。併殺となって大ピンチを切り抜けた。山地は「何にも考えないで捕った。自分はついてると思います」。

 その裏味方打線が大爆発して一挙7点を奪い、勝負を決めた。山地は「打線が好調なんで、信じて投げました」と振り返るが、決して楽な投球ではなかった。決勝までに35回1/3イニングを投げて、疲れはピークに達していた。大会2週間前には背中を痛め、不安を抱えたままでもあった。それでも「ぶっ壊してでも、頑張る」と弱音を吐かずに、投げ続けた。

 甲子園の初戦相手は、鹿児島実に決まった。萩生田博美監督(35)が日大山形の選手として90年夏の甲子園に出場した際、初戦で敗れた相手だ。西東京大会では、早実に敗れた兄弟校日大三の敵討ちを決勝で果たした。今度は監督のリベンジを果たす番だ。

 [2008年7月27日 紙面から]

日大鶴ケ丘 1951年(昭26)創立の私立校。日本大学生物資源科学部の併設校として開校。現在は普通科、特進コースがあり、生徒数は1323人(女子641人)。野球部は55年(昭30)創部。甲子園は90年夏に出場、ベスト8に進んだ。部員は120人。主なOBに岩城滉一(俳優)。所在地は杉並区和泉2の26の12。川瀧幸二校長(60)。


西東京大会

優勝 参加校 組み合わせ表 春季大会優勝校 昨夏代表校
日大鶴ケ丘
(18年ぶり2度目)
119校 ダウンロード[PDF]
帝京 創価



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