山口

山口関連情報：

山口トップ

ニュース一覧

データ

優勝記事

組み合わせ [PDF]

初優勝を飾った下関工ナインは歓喜に沸く（撮影：藤尾明華）

下関工Ｖへの足跡
１回戦	9－2	下関西
２回戦	3－2	豊浦
３回戦	9－4	山口鴻城
準々決勝	7－1	聖光
準決勝	4－2	南陽工
決勝	7－3	下関商

＜高校野球山口大会：下関工７－３下関商＞◇７月２５日◇決勝

　下関工が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。背番号「１０」安本竜輔投手（３年）が無心で投げた完投の１２１球。公式戦で３連敗中だった下関商を４度目の正直で破った。１１安打を浴びながら３失点。「打たれても打たれても、辛抱強く投げてくれた」と就任３年目の田村悟監督（５３）は奮闘をたたえた。メンバー全員が下関市の出身。地元の中学から集まり、プロ注目の選手はいない。今大会はエース与永祥平（３年）が２４回、安本が２８回と６試合を２人で投げ抜いた。初戦は駒大岩見沢との開幕試合。「自分が立ちたい」と２人の気持ちは同じだ。

　［2008年7月26日　紙面から］

◆下関工　１９３９年（昭１４）県立下関工業学校として創立。５４年に下関安岡工と改称し、６４年から現校名。機械科、電気科、電子科があり、生徒数は４７４人（女子１４人）。野球部は４６年創部で、部員数は７２人。ＯＢには元巨人の宮本和知氏がいる。下関市富任町４の１の１。山口和也校長。