カンビンこと菅敏(すが・さとし)です。今年も米国に戻って参りました。海を渡った選手たちのパワー全開、スマイル満開の姿をファインダー越しに見られる幸せをかみしめつつ、今シーズンも撮りまくります。このコラムでは、クスッと笑える写真や、旅で起こる楽しいエピソードなどもご紹介しますので、どうぞよろしくお願いします。
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4月7日、ワシントンD.C.遠征中のドジャースが、ホワイトハウスを表敬訪問すると発表されました。大谷翔平選手、山本由伸投手も参加予定。長年スポーツカメラマンをやってきましたが、ホワイトハウスを取材するのは初めてです。絶対見たい、撮りたい、伝えたい!――そう思いました。
ダメ元で取材申請を出し、ホワイトハウス広報と何度かやり取り。ようやく承認のメールが届いたのは、前日の夜遅く。急いでワシントンの宿にスーツをお急ぎ便で手配しました。
迎えた当日。土砂降りの中、一番乗りでゲートに到着したものの、「名前がリストにない」とポリスに門前払いされてしまいます。広報に確認しても「登録されていない」の一点張り。1時間後に再チャレンジすると、今度はちゃんと名前がリストに。思わずガッツポーズ!気づけば全身びしょ濡れでした。
開場時間になると裏の通路を通って会場内へ。天井の高いホールに大きなシャンデリア。目を奪われながらカメラポジションを確保しました。その後いったん外で待機し、約1時間後に今度はホワイトハウスの正面玄関から再入場。テレビで見たあのシーンと同じ光景が、目の前に広がります。撮影は一時中断ですが、そのぶんしっかりと目に焼きつけました。
会場が再び開くと、ポジション取りの時には誰もいなかった場所が、米メディアの背の高いカメラマンでぎっしり。高さが足りずに困っていたところ、昔ニューヨーク時代にお世話になった地元カメラマンが巨大脚立を貸してくれました。助かった~!
生演奏が流れる中、ドジャースの選手や首脳陣が次々と入場。壇上に全員が揃うと、ひときわ大きな拍手の中、トランプ大統領が登場しました。スピーチの冒頭から和やかな笑いが起き、大谷選手や山本投手とも握手を交わし、温かい言葉をかけていました。
会見が終わる頃には、あんなに濡れていたスーツもすっかり乾いていました。この後は現場着に着替え、ナイトゲームの取材へ直行です。
てんやわんやのホワイトハウス取材でしたが、このようなめったにない瞬間に、立ち会えて、記録に残せて、伝えられる機会を与えてもらえたことに本当に感謝です!【カメラマン・菅敏】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「カンビンの観たい!撮りたい!伝えたい!」)





